川崎さんぽ

歴史

更新日 2018/09/01

稲毛神社 Inage Jinjya 銀杏の木と十二支

古くから女性のための“パワースポット”として人気の高かった稲毛神社。「川崎さんぽ」で訪れて、パワーをもらってみては?

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社殿前の石造りの大鳥居。台座をよーく見ると何やら文字が刻まれているのですが、これは江戸時代の川崎宿の旅籠や商人の名前なんだとか。こんなふとしたところにも歴史の深さが感じられますね。








現在、大銀杏のまわりには「十二支めぐり」が設置されていて、銀杏の木をぐるっと回りながら参拝できるようになっています。それぞれの動物の顔も、とってもキュート!


「十二支めぐり」をするときは自分の干支から順に参拝して。それぞれの神柱には、その干支生まれの性格なども書かれているので、「当たってる!」「そうでもないかも!?」と友達同士で盛り上がれそう!

明治時代の書物に「この大銀杏の周囲を回りながら願い事をすると、ことごとく叶う。特に縁結び、子授け、子育て、学問稽古事の向上に霊験があり、参拝者がたえない」との記述が残っているそう。また、昔は“いろ紙に願いごとを書いて枝に結び、一葉をとってお守りにするとよい”と伝えられ、少し前までは実際に枝に色紙が結ばれていたことも。特に戦前は安産や育児などのご利益を求める女性たちに信仰が厚かったそうなので、あやかりたい女性はぜひ足を運んでみて!

※掲載内容は取材当時の情報です。

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